
〜私がキャリア10年目で今年一年が一番身体が変わった理由〜
私事ですが、今年はフィジークの大会に2大会出場しました。
結果は、
茨城大会 2位
関東選手権 4位
目標としていた結果にはあと一歩届きませんでした。
悔しさはもちろんありますが、一方で今年は競技人生の中で最も身体が成長したシーズンだったと感じています。
そして、その成長を支えてくれた最大の要因がピラティスでした。
「筋トレ」と「ピラティス」は正反対ではない
「ボディビルやフィジーク」と聞くと、大きな筋肉をつくる競技。
「ピラティス」と聞くと、姿勢改善やインナーマッスルを鍛えるもの。
この2つは、一見するとまったく別のものに思えるかもしれません。
しかし、私自身が一年間取り組んできて強く感じたのは、
筋肉を効率よく大きくするためにも、ピラティスは非常に重要であるということです。
筋肉は「鍛える前」に使える状態であることが大切

軸がしっかり取れるのは間違いなくピラティスのおかげ
筋トレでは、
「もっと重量を上げよう」
「弱点部位だから頻度を増やそう」
という考え方になりがちです。
もちろん、それも間違いではありません。
しかし、そもそも身体を正しく使えていなければ、いくら回数や重量を増やしても狙った筋肉に十分な刺激は入りません。
他の筋肉が代わりに頑張ってしまう「代償動作」が起こり、本来鍛えたい部位が成長しにくくなるからです。
ここで大きな力を発揮するのがピラティスです。
ピラティスで身体の土台を整える
ピラティスでは、
・インナーマッスルによる安定性
・背骨の分節運動
・呼吸機能
・肩関節・股関節の求心位
・身体の細かなコントロール能力
といった、身体を効率よく使うための土台を学習します。
土台が整うことで、
・狙った筋肉へ負荷を乗せやすくなる
・無駄な力みが減る
・フォームが安定する
・筋出力が向上する
結果として、筋肥大の効率そのものが大きく向上します。
つまり、
「筋トレが上手くなる身体」を作ることができるのです。
私自身、今年身体が大きく成長した理由は、トレーニング量を極端に増やしたからではありません。
※もちろんトレーニング強度を上げることにも注力しました。
身体の使い方が変わり、今まで以上に筋肉へ正確に刺激を入れられるようになったことが、一番大きな変化でした。
弱点は「鍛える」より「使い方」を変える
弱点部位があると、
「もっとその部位を鍛えよう」
と考えがちです。
しかし、身体の使い方が変わらなければ、その弱点はいつまで経っても弱点のままです。
今までと同じ身体の使い方で同じトレーニングを繰り返していても、大きな変化は期待できません。
だからこそ、
まず身体の使い方を変える。
そのための最適なツールがピラティスだと私は考えています。
ただピラティスを行うだけでなく、どのようにピラティスを行うかというのも非常に大事です。
減量にもピラティスは大きく役立つ
減量というと、
・食べない
・有酸素運動をひたすら行う
というイメージを持たれる方が多いと思います。
私も以前はそうでした。
体重が落ちなくなると、
さらに食事を減らし、
夜遅くまで有酸素運動を行う。
交感神経が優位なまま眠りにつき、睡眠の質は低下。
翌日のトレーニングパフォーマンスも落ちる。
代謝も下がり、さらに体重が落ちなくなる。
そんな負のスパイラルを何度も経験しました。
本当に大切なのは「パフォーマンスを落とさないこと」
減量というと、
「食事を極端に減らす」
「毎日有酸素運動を何時間も行う」
そんなイメージを持たれる方が多いと思います。
私自身も以前は、体重が落ちなくなれば食事をさらに減らし、有酸素運動を増やすという減量をしていました。
ですが、そのやり方では交感神経が優位な状態が続き、睡眠の質は低下し、疲労は抜けず、トレーニングのパフォーマンスも落ちていきます。
身体は頑張っているのに、思うように体重は落ちない。
そんな経験を何度もしてきました。
だから今年は、減量の考え方を大きく変えました。
「どれだけ頑張るか」ではなく、
「どれだけ身体を整えられるか」。
その中心にあったのが、ピラティスです。
ピラティスによって呼吸機能を改善し、背骨や関節の動きを整え、身体の左右差を修正する。そして、必要以上に力まない身体をつくる。
トレーニングでは力を発揮することが重要ですが、それと同じくらい**「力を抜き、回復できる身体」であること**も重要です。
身体が整うことで睡眠の質は向上し、副交感神経がしっかり働くようになります。
すると疲労が回復し、翌日のトレーニングの質も上がる。
トレーニングの質が上がれば筋肉を維持しやすくなり、代謝も落ちにくくなる。
その結果、身体は本来持っている機能を最大限に発揮できる状態になります。
実際、今年の私は有酸素運動をほとんど行うことなく約8kgの減量をすることができました。
もちろん食事管理は徹底していました。
しかし、無理に食事を減らしたり、有酸素運動を増やしたから痩せたわけではありません。
身体を整え、回復できる状態をつくったこと。
それこそが、今回の減量を成功させた最大の要因だったと私は考えています。
ピラティスは「姿勢を良くするための運動」だけではありません。
身体が本来持っている機能を引き出し、トレーニングの質・回復力・代謝を高めてくれる。
だからこそ私は、ボディメイクにおいても、減量においても、ピラティスは欠かせない存在だと確信しています。
私がお客様に一番伝えたいこと
身体作りは、
頑張れば結果が出る世界ではありません。
正しい方法で頑張ること。
これが何より重要です。
生活リズムを整え、
身体を効率よく使えるようになり、
日常やトレーニングのパフォーマンスを高める。
その積み重ねが、
健康にもボディメイクにもつながっていきます。
私は、その根本を改善する手段としてピラティスは非常に優れたツールだと考えています。
キャリア10年で一番成長できた理由
私はトレーニングを始めて約10年になります。
これまでさまざまな方法を試し、多くの時間を身体づくりに費やしてきました。
ですが、一番身体が変わったのは今年でした。
それは、今まで頑張ってこなかったからではありません。
身体づくりの考え方とアプローチを変えたからです。
身体づくりは、ただ量をこなせば結果が出るものではありません。
やり方を間違えれば、どれだけ時間をかけても遠回りになってしまいます。
だからこそ、身体を根本から整え、正しく使える状態をつくること。
それが結果への近道だったと、身をもって実感しています。
トレーナーとして思うこと
身体が素晴らしいからといって、必ずしも一流のトレーナーとは限りません。
また、トレーナーは競技に出なければならないとも思っていませんし、大会で結果を出した人が偉いとも思っていません。
ですが私は、トレーナー自身が自分の身体と本気で向き合い、学び続けることには大きな価値があると考えています。
身体づくりは、教科書や論文だけでは分からないことが本当にたくさんあります。
「なぜ思うように身体が変わらないのか。」
「なぜ同じトレーニングでも結果に差が出るのか。」
「どうすればもっと効率よく身体を変えられるのか。」
そうした疑問に対する答えは、実際に自分の身体で試し、成功も失敗も繰り返す中で初めて見えてくることが少なくありません。
私自身、この10年間、数え切れないほど遠回りをしてきました。
食事を極端に減らしたこともあります。
ひたすら有酸素運動をしていた時期もあります。
重量だけを追い求めたこともあります。
だからこそ、「これはうまくいかなかった」「この方法なら身体は変わる」という経験を、自分の言葉でお客様にお伝えすることができます。
そして今年、自分の身体がキャリアの中で最も成長したことで、改めて確信したことがあります。
それは、身体は根性だけでは変わらない。正しい方法で向き合うことが何より大切だということです。
だから私は、今でも学ぶことをやめません。
講習会に参加し、新しい知識を学び、それを自分自身の身体で試し、実践し、改善し続ける。
知識だけで終わらせず、自分の身体で証明して初めて、お客様に自信を持ってお伝えできると思っています。
私が大会に挑戦する理由も、賞を取ることだけではありません。
自分自身を通して身体づくりを学び続け、その経験を一人でも多くのお客様へ還元したいからです。
トレーニングも、ピラティスも、机上の知識だけでは決して身につかない学びがあります。
これからも、自分自身が挑戦し続けることで知識と経験の両方を積み重ね、お客様により良い身体づくりを提供できるトレーナーであり続けたいと思っています。
最後に
今年、私は競技では目標としていた結果にはあと一歩届きませんでした。
悔しさはもちろんあります。
ですが、身体づくりという視点で振り返ると、キャリアの中で最も大きな成長を実感できた一年でした。
この一年を通して、改めて確信したことがあります。
身体は、ただ鍛えるだけでは大きく変わらない。
まずは身体を整え、正しく使える状態をつくること。
その土台があるからこそ、トレーニングの効果は最大限に発揮され、身体は本来持っている可能性を引き出すことができます。
だから私は、来シーズンはさらに成長できるという確信があります。
それは「もっと頑張るから」ではありません。
今年、自分自身の身体を通して結果につながる身体づくりの本質を実感できたからです。
これからも私は、トレーニングとピラティスの両方を学び続け、自分自身の身体で実践し、成功も失敗も含めたすべての経験を、お客様へ還元していきたいと思っています。
身体づくりに「これが絶対」という正解はありません。
だからこそ、知識を学び続け、実践し続け、自分自身をアップデートし続けることが、トレーナーとして最も大切な責任だと考えています。
一人でも多くの方が、遠回りすることなく、健康で、自分らしい理想の身体を手に入れられるように。
これからも私自身が挑戦し続け、その経験を皆さまの身体づくりに活かしていきます。
「ピラティスで整え、トレーニングで変える。」
この想いと、この考え方は、これからも変わることはありません。
体験予約・お問い合わせ
最短、お申し込みの当日から体験OK!
まずはお気軽にお申し込みください。

コラムの関連記事
マシンピラティスとは?マットピラティスとの違いを初心者向けに解説
2026年7月3日
痩せるための食事メニューとは?リバウンドしない人が実践している食事習慣
2026年6月3日
実際、身体を変える上で食事は非常に重要です。
しかし、
・糖質を抜く
・サラダだけ食べる
・夜を食べない
こういっ...
足のむくみが取れない人へ。マッサージより重要なこととは?
2026年6月2日
「朝は履けたパンツが夜になると窮屈になる」
「マッサージをしても翌日には元に戻る」
そんな足のむくみに悩んでいる方は非常に多くいます。
特にデスクワークが...




